Be Freeなマイ日

かに座のさこ☆です。看護師&保育士をしています(*^_^*)

適応障害になっちゃいまして①

 

 

適応障害

 

 

時々、芸能人の方もこの病名を発表した後、休養されたりしているのを目にしていましたが、

まさか自分もそう診断される日がくるとは思ってもみませんでした。

 

2023年の4月。

私は、とあるこども園に保育園看護師として採用されました。

保育園看護師自体の経験はあったものの、それまではパート勤務。

久しぶりのフルタイム勤務で、しかも、それまで勤務していた保育園の3倍近い人数の子どもたちの健康管理を担当することになったため、正直大きなプレッシャーを感じました。

 

でも、私にとってこの「大きな保育園で正社員の保育園ナースとして働くこと」は長年の夢だったため、採用が決まった時は本当に嬉しい気持ちでいっぱいでした✨

「やっと夢が叶う!」と期待感いっぱいで働き始めたのです。

 

 

 

ところが、実際勤務してみるとそこはまるで自由のない牢獄のような保育園。

歴史のある大きな保育園だったこと、長年そこで勤務している保育士さんが多いこともあり、それまで私が勤務してきたどの保育園よりも、封建的な体制で保育が行われていました。

 

そのため、私は子どもたちのおむつ替えもさせてもらうことも許されず(理由はわかりませんが、おむつ替えは保育士さんの仕事、と決まっていました。)ミルクを飲ませてあげることも、食事を介助することも許されず(これもおむつ替えと同じ理由で)、さらには、床に散らかっている玩具を片付けることさえ、勝手に自分の判断ではしてはいけないような環境でした。

そして、日常的に子どもたちに対し行われている保育もまた、自由の少ない、抑圧された雰囲気で行われており、私は自分の労働環境以上に子どもたちの置かれている状況に胸を痛めることが多くありました。

 

 

そのような中で、体調を崩したりケガをしたお子さんの看病や処置をするのは私の仕事でしたし、看護師の自分が出来ることを自分なりに考え探しながら、なんとか働き続けました。

 

 

 

そうして勤務し始めて2カ月が過ぎた頃、突然のめまいに襲われました。

 

 

正直、その頃はすでに毎日出勤する度に気持ちが重くなっており、ストレスは感じていましたが、年齢的に更年期の症状の可能性もあるなぁ…と思っていました。

とりあえず耳鼻科を受診し、「良性発作性頭位めまい症の疑い」との診断で、抗めまい薬と弱い精神安定剤が処方されたのですが、薬を飲んでもフワフワとした浮遊感や、胸のざわざわとした不安感が消えません。

 

 

何より私を戸惑わせたのは、理由もなく涙がポロポロと流れてくることでした。

 

 

 

「これはおかしい。何かがおかしい。

      自分で自分が保てない…。」

 

 

 

医師の勧めもあり、私はやむなく休職させてもらうことにしました

 

 

1週間休み、2週間休んでも体調は改善しません。

その間耳鼻科だけでなく、更年期の症状を疑い婦人科を受診したり、自律神経を整える鍼治療を受けてみたりしましたが、やはり良くならず…

 

結局1カ月休職した頃に、ようやくメンタルクリニックを受診し

適応障害と診断されました。

 

 

 

そして…

さらにこの休職期間に、職場だけでなくにも

「適応できていなかった」ことが判明していきます…

 

 

 

適応障害になっちゃいまして②」に続きます→→

 

 

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