Be Freeなマイ日

かに座のさこ☆です。看護師&保育士をしています(*^_^*)

たとえIQが低くても

 

 

夏休みに担任の先生と娘の今後について話が出来たことで、母親の私の気持ちも前向きになっていきました。

娘には、発達検査の結果について以下のように伝えました。

・入ってくる情報(特に耳からの情報)をすばやく理解したり計算したりすること

・一度覚えたことを長く脳に記憶させること

・物事を順序だてて考えること

・自分の考えや気持ちを言葉で表現すること

 

こういうことが、人よりもちょっと苦手らしいよ、と。

 

娘は神妙な顔をして聞いていましたが、ショックを受けるというより

「あー、わかる。たしかに自分はそれが苦手だと思うわ。」

という反応だったので、ホッとしました(*^_^*)

本人も納得できたこともあり、担任の先生と相談した対策・・・

つまり、↓

先生からの連絡事項については、必ずメモを取ることを習慣化する。

そのための専用メモ帳を必ず持ち歩く。

初めて経験することは、出来る限り事前に家で練習する。

その他にも苦手だな、と思うことは家でも繰り返し練習する。

学校で何か困ったことがあった時は、担任の先生以外にも話せる先生を見つける。

 

これについても娘に伝えました。

娘は、信頼する担任の先生からの提案、ということもあり、すんなりと受け入れてくれたようでした。

 

そうして、徐々に学校生活に慣れていった娘。

中1の秋には初恋の人も出来て💕ガゼン学校が楽しくなってきたようでした✨

(恋の方はただ見つめるだけで、何の進展もなく…(笑)学校で毎日会えるだけで幸せな様子でした✨)

そうして少しずつ笑顔が増えていった娘ですが、やはり授業には付いていけていないようでした💦

出された宿題や課題は、なんとか頑張って提出していたため通知表でも「1」は免れていましたが、毎日どれだけ頑張って勉強しても並ぶのは「2」「3」ばかり。

中でも英語と理科は苦手だったようで、テストでも20~30点しか取れない、という状態でした。

検査の結果を考えれば、それは仕方のないことなんだろうな、と思っていましたが、当の本人は「どうして頑張っても頑張っても点数が上がらないんだろう?」と。

それどころか、

「どんどん授業が難しくなって、ぜんぜん理解できないー!」

と焦っているようでした。

 

毎日4時間の予習復習では、私もそばについて解説したり一緒に問題を解いたり、沢山のテキストや参考書・問題集を買っては、それを理解しやすいよう組み合わせてオリジナルの問題集を作ったり、出来る限りの応援は続けていました。

しかし、授業のスピードはどんどん速くなり難易度も増していくため、娘の持つ能力では全然追いつけません💦

 

うーん…これはどうしたもんかな…(;一_一)

きっともっと娘に合った方法があるはず。

そう考えた私は、2週間に一度図書館に行っては、教育や様々な勉強法に関する書籍、知的障がいや発達障がいの方が書いた自伝的なものから、はたまた脳の仕組み関する本まで、様々な本を毎回10冊ずつ借りてきては読み漁る、という行動に出ました。

 

そうして沢山の本を読むうちに、「知的障がい」と診断を受けた人や、その状態や様子からどうやら知的障がいが疑われる、という人でも、周りの支援や特別な学習方法によって格段に成績が上がったり知的能力がアップした、という例を幾つも見つけることが出来ました。

一般的な説明には、「知的障がいに治療方法がなく…」と書いてあることがあります。

でも、私はそんな事例を本で見つけたことで、

 

もしかしたらIQが低いからといって、諦めることはないんじゃないだろうか!?

という思いにたどり着きました。

 

Sに合った方法を探そう!

そう思い始めると、むくむくと勇気と元気が湧いてくる母なのでした✨