転職先の保育園が合わずストレスを抱えたことと、そこを引き金に夫への拒絶反応が突然出現したことの、2つの要因から適応障害を発症した私でしたが、スピリチュアル カウンセリングを受けた数日後には休職していた保育園への復帰が迫っていました。
当初見られていためまいや動悸、不安症状はだいぶ落ち着いていたものの、適応障害を起こすきっかけとなった職場です。
正直、復帰にはかなり不安がありました(;一_一)
ただ、夫と別居し子供2人を養わなければならないことを考えると、やはり正職員で雇ってくれる職場はそれだけでもありがたい存在です。
しかも、適応障害で休職していた3か月の間も基本給だけは支給して頂けたので、経済的にも精神的にもものすごく支えてもらっていたのも事実でした。
保育園勤務なのに、看護師だからという理由でおむつ替えや食事介助をさせてもらえず、大好きな子どもたちとの関わりが制限されているような環境は、私にとってとてもしんどく受け入れがたいものでしたが、
生活のため、自分の家族を守るために
「自分の心持ちさえ変えれば、なんとか働き続けられるかもしれない」
「とにかく割り切って働こう」
と心に決めて、復帰の日重い心にムチを打って出勤しました。
しかし…
結果、全然ダメでした…( ;∀;)
保育園が近づくだけでも動悸がして、中に入るとそれはさらに激しさを増し、園長先生や他の先生たちと話している間にものすごい勢いで視界が回り始めました(@○@)💦
ぐるんぐるんめまいが止まりません💦
さらに、強い不安感が次々と襲ってきて手足がどんどんと冷たくなります。
もう立っているのがやっとです。
「こりゃ、だめだ (-_-;)」
私はさすがに観念しました。
自分がどうしても「適応」出来ないことをはっきりと自覚した瞬間でした。
生活のことも家族のことも頭をよぎりましたが、無理をしてここに居続けたら絶対に自分が壊れる、ということがわかり、私は退職することを決めたのでした。
夫と別居し、退職したことで私はまったくの無収入になってしまいました。
他の就職先を探したくても、適応障害の症状が再び強く出てしまったことで不安が強く、すぐには求職活動をする元気も勇気もありません。
飲まずにすんでいた抗めまい薬や精神安定剤の内服も再び必要になってしまいました。
「たぶん、今の私はどん底状態、というヤツなんだろうな…」
しかし、不思議なことに、実は私はそこまで落ち込んでいませんでした。
客観的に見て、なかなかにどん底な状態なのは自覚していましたが、抑圧されていた夫からもその保育園からも解放されて、むしろ
「生き返ったーーーーーー(∩´∀`)∩!」
みたいな気持ちになっていたからです(笑)
自分が自分でいられないような場所に居続けることを選ばず、そこから脱出できた自分を誇らしくさえ思っていました✨
生活の不安よりも、そっちの気持ちの方がずっとずっと大きかったのです(*^-^*)
調べてみると、
適応障害は、「原因となるストレスがなくなれば6か月以内に回復する」といわれています。
私の場合、休職して復帰するタイミングでまた症状が再発してしまったので、回復が少し延びちゃったなー、という感じがしていますが、それでも6か月と少し経った現在では薬に頼らずに生活が出来るようになりました。
仕事も少し前から重症児童デイサービスで看護師として働き始めています。
自分が自分でいられる場所
自分に嘘をつかずに生きられる生き方
それがどれだけ大切なことなのかを、適応障害になったこの半年で痛烈に感じたのでした✨